弊社は平成30年に創業150周年を迎えました。
江戸時代の官職「湯之助」の系譜を引き継ぐ宿屋の一つとして、玉造温泉の旅館を営んでまいりました。
この先さらに目に見える形で社会に対する責任の自覚と還元を実現するため、
次の4点の社会的責任を果たす決意を固めました。
乳ガンを患い、術後を気にして旅をあきらめてしまうという女性の方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館での入浴などを楽しんでいただく活動です。当館の源泉掛流しの混浴大露天風呂こそご家族お揃いで、或いはご夫婦水入らずで温泉旅行をお楽しみいただけると確信し、誠心誠意ご旅行のお手伝いをさせていただきます。
子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動。児童虐待のない社会を築くことを目指す活動です。子供にとって、大人社会との接点の第一章は家族生活であり、親子そろっての温泉体験はいつまでも心に残る思い出となります。星空を眺めながら親子の会話が弾むご家族は、親を想う子心、子を想う親心の再確認の場であり、混浴露天風呂での他の家族との触れ合いの中で、将来の社会を担う子供たちの存在の大切さを大人の共通認識として実感していただけることでしょう。
NPO法人全国盲導犬施設連合会への募金活動に賛同し、すべての温泉ファンの皆様にお楽しみいただけるよう、設備改善をはじめスタッフのおもてなし研修に努めております。盲導犬育成事業に積極的に参画し、さまざまなご心配に真摯に向き合いながら、躊躇することなく皆様をお迎えさせていただきます。
ワクチンが足りないために世界中で多くの子どもたちが命を落としていることに心を痛めています。開発途上国の子どもたちのために必要なワクチンを供給しなければならない、という「京都宣言」を実現すべく、1994年1月に設立された「世界の子どもにワクチンを日本委員会」の活動趣旨と方針を心から支持し、片田舎の温泉宿に出来ることは何か、ということを真剣に追求してまいります。